愛犬が永眠しました。18歳3ヵ月。
- HY
- 2024年3月11日
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3月6日の水曜日の早朝、実家の愛犬が永眠しました。
18歳と3ヵ月の命でした。僕が高校2年生の時に姉がペットショップでひとめぼれし、そこから家に来てくれたので、本当に長生きしてくれました。
名前は「ミル」。男の子です。姉と母がそう名前をつけました。毛がミルクティーみたいな薄い茶色をしていたので、ミルクティーからミルと名付けてくれました。鼻は少し短く、目がクリッとしていてゴールデンレトリーバーのような顔立ちをしていました。
可愛いだけでなく、悪さもたくさんしてくれました。ふすまは破るし布団も噛んでボロボロ。すべてがこの子中心の生活になりました。
散歩は母が欠かさずしていました。坂道が多いのですが、坂道の手前で歩くのをやめます。甘えていたのでしょうか。母が仕方なく抱っこして坂道を上がっていました。車がそばを通るといつも追いかけます。小さいからだをめいいっぱい使って走っていました。
大阪では珍しく、一度雪が積もった事がありました。近くに公園があり、朝も早く誰もいなかったのでミルちゃんと一緒に雪で遊びました。今でもそれをよく思い出します。
近所の人達はよくこの子を撫でてくれました。近所のおっちゃんおばちゃんとこの子の話をすることが多かったです。亡くなった日、ミルちゃんを一番かわいがってくれてた近所のおばちゃんが泣いていました。みんな本当に愛してくれていたんだなと思います。
お葬式が終わり、僕も今の住まいに帰ってきました。
奥さんはすぐにミルちゃんの祭壇を作ってくれました。携帯に入っている画像も写真として現像してくれていました。すごくうれしい気持ちとミルちゃんとの思い出がまた一気にあふれ出て、泣きながら机に飾りました。
僕の家に来てくれてよかった。家族になってくれてよかった。体は小さくても存在感は大きく、家族の中心にいてくれました。
この子がいてくれたから母も仕事を頑張れた。実家に帰る用事もない中、僕もこの子見たさに実家に帰ることも多かった。全てはミルちゃんが中心です。
家族に計り知れない幸せをもたらしてくれました。感謝の気持ちでいっぱいです。
本当に幸せでした。
ミル!僕たちの家に来てくれてありがとう!!!