利用者様との会話
- HY
- 2024年12月10日
- 読了時間: 2分

おはようございます!鍼灸マッサージ師の長谷部です(^^♪
12月に入り、寒い日が多くなってきました・・・
というか、ようやく季節らしくなってきたという感じですかね?
11月中旬以降で、20℃近くあったことが通年からしておかしかったとおもいます((+_+))
施設に入居さている方や一人で住んでいる高齢者の方は、外に出ることが難しくなり、季節を感じることが減ってきます。だから今日は寒いのか暖かいのかわからない事が多いです。人と接することも少なく、会話することも減っていきます。
先日、とある利用者様から「他の利用者さんとどんな会話するの?」と聞かれました。
どんな会話するかなーと考えましたが…
・今日の調子や患部の痛み
・今日は何をしてたか
・デイサービスでどんなことをしたか
・病院へ行って、先生とどんな話をしたのか
だいたい上記の内容は毎回話しているかもしれません(笑)
ほかにも何時に寝たとか朝ごはんは何食べたとか、言ってしまえばあんまり意味の内容な会話のように思えてしまいますが、利用者様との会話ではこの簡単な会話でさえ笑いが起きたりします。一つ話題を振ればどんどん広がっていきます。
皆さんの会話力に日々勉強させていただいています(笑)
中には、戦争の話をすることもあります。
兄弟の戦死や空襲の様子、その時の町の様子、戦後の日常、こういった話はとても貴重で、施術することを忘れてしまいそうになるぐらい聞き入ってしまう時もあります。
私が学生の時は「語り部」という人から戦争の話を聞くことがありましたが、今はそういった方も超高齢になってきており、数が減ってきているでしょう。
利用者様のほとんどが「残りの人生はもうほとんどない」とおっしゃいます。
寿命から考えればそうかもしれませんが、だからといって、何もかもあきらめることは避けてほしい私は考えます。
できることは減っていきますが、痛みや症状が少しでも改善できれば、また違った日常を過ごせるはずと私は訴えています!
利用者様それぞれのペースがあります。ゆっくりでも良いから気持ちを前向きにぼちぼち取り組んでくださるよう声掛けを続けていきたいと感じています!(^^♪